ヤギ先生の高校地理教室

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【ノート】E2.工業⑤「南・西・中央アジア・アフリカの工業」

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《南アジアの鉱工業》  COMPLETE p.163,164

特徴

インド

・石炭(ダモダル炭田)や鉄鉱石(シングブーム鉄山)の産出は世界有数

・イギリスからの独立後は混合経済体制(≒社会主義体制)を採用、外国からの輸入を制限

⇒鉄鋼・石炭などの豊かな鉱山資源を用いて自給自足型の工業発展を目指す

⇒1991年から経済自由化を進め、企業の設立や活動自由化、100%外国資本の事業も可能に

(しかし、当初は識字率が低く外国資本進出が進まず)

・1990年代後半からICやソフトウェア産業の発達が著しい

バンガロール(「インドのシリコンバレー」、国境から遠距離、高原状の温和な気候)

英語圏の国の企業から委託されたコールセンターやデータ処理業務も盛ん

・外国企業の進出…インドの大市場と安価な労働力を求めて、欧米や日本、韓国の企業が進出

⇒近年では自動車生産の伸びが著しい(日本企業のシェア約5割)

⇒これからの有望な市場=BRICSの一国、世界が注目

ダイヤモンドの輸出が多い

 【都市】 デリー、バンガロール(電子、自動車)、ジャムシェドプル(製鉄)

パキスタン

・伝統的な綿工業や衣料品に加え、近年では石油製品の生産も増える。

  【都市】 カラチ

バングラデシュ

・かつてはジュートが原料の繊維工業が主力。

・今は衣料の縫製やニット関連の製品がさかん。 【都市】 ダッカ

スリランカ

・食品加工のほか、繊維・衣料品工業などがある。  【都市】 コロンボ(繊維)

 

  

西アジア中央アジアの鉱工業》  COMPLETE p.165

特徴

トルコ

・資源は豊富。工業では日本や欧米諸国の投資のもとで自動車をはじめとする機械工業。  【都市】 イスタンブール(機械、自動車)

サウジアラビア

・豊富な石油資源にめぐまれ、オイルマネーを利用した石油化学工業がみられる。

日系企業も進出している。

アラブ首長国連邦

アルミニウム生産が世界5位

イラン

原油の産出と輸出が経済で大きな位置を占めている。

・油田地帯では石油精製業などがみられる。

カザフスタン

原油の産出量が多く、それに依存する経済。

・ウラン、レアメタルのクロム、レアアースなども豊富で開発が進む。ウラン鉱石を細かく砕いて硫酸などで化学処理を行い、ウラン含有率を高めたものをイエローケーキという。

 

 《アフリカの鉱工業》  COMPLETE p.166

  • アフリカ大陸はエネルギー資源や鉱山資源が豊富

北アフリカ

①ヨーロッパへの出稼ぎやヨーロッパからの観光客も多く、アフリカの中では比較的豊かな国が多い

②工業:チュニジアやモロッコ、エジプトでは、衣料・皮革・食品工業など軽工業及び、

ヨーロッパ向けの電気・機械の部品生産もさかん

  ※モロッコはリンの産地で、化学肥料の生産も行なわれる。

原油リビアアルジェリアOPEC加盟国で産油国。1人あたりGDPも高い。   

    エジプトはOAPEC加盟国

南アフリカ

●社会資本の不足や技術力の低さなどの理由で一次産品に依存するモノカルチャー経済

原油ナイジェリア(アフリカ最大の原油産出国)、アンゴラ(内戦の終結から近年産出量増加)     ※共にOPEC加盟国

②銅:カッパ―ベルトコンゴ民主共和国南部からザンビア北部にかけての銅鉱床地帯。

コンゴ川ザンベジ川ともに急流や滝が多く外洋船が通行できないため、鉄道輸送(タンザン鉄道)

③その他  

●金:ガーナ   

ダイヤモンドボツワナコンゴ民主共和国

●プラチナやコバルト、クロムなどレアメタルも重要な輸出品(スマートフォンハイブリッドカーの普及により需要増)

南アフリカ

 

①資源:石炭(ドラケンスバーグ山脈付近のトランスヴァール炭田)・(ヨハネスバーグ)・

ダイヤモンド、鉄鉱石、レアメタルを産出

②アフリカ最大の工業国(自動車など)⇒BRICSの一員